京都で家を売る方必見!不動産の売買契約の流れとチェックポイント
Column

京都で家を売る方必見!不動産の売買契約の流れとチェックポイント

京都在住で家を売ろうとしている方で、京都での不動産の売買契約について詳しく知って、スムーズに売買契約を締結させたいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。今回の記事では、京都での不動産の売買契約の流れをご紹介しながら、京都の不動産売買で気を付けておきたいチェックポイントを解説していきます。

不動産の売買契約の流れ

京都で不動産を売却する際に、不動産を売却する人と購入する人が交わす契約が売買契約です。京都の不動産売買は非常に高額な取引になるため、売買にあたり取り決めを細かく設定し、多くの手順・手続きを踏まなければなりません。不動産の売買契約についてきちんと整理し、流れとチェックポイントを理解しておくことが、京都での不動産の売買契約をスムーズに締結するためには重要です。不動産の売買契約の流れは大きく分けて以下の2ステップです。

  1. 宅地建物取引士による買主への重要事項説明
  2. 売買契約の締結

それぞれについて詳しく説明していきます。

1.宅地建物取引士による買主への重要事項説明

商談

京都で不動産の売買契約を結ぶ前には、宅地建物取引士による買主への重要事項説明が行われます。売主は自分で重要事項を説明する義務はありませんが、その内容はきちんと理解しておいた方が良いです。京都での不動産の売買契約における重要事項には、主に以下の内容が記載されています。


(1)物件に関する事項

物件に関する事項とは、実際に取引する物件に関しての事項のことで、「住宅の設備に関する事項」「登記記録に関する事項」「区分所有建物の場合、敷地に関する権利についての事項」が含まれています。住宅の設備に関する事項は、水道、電気、ガス、排水、インターネット等の整備状況がどのようになっているかについての事項です。追加で工事等が必要な場合、負担金が必要になるときはその旨についても規定します。登記記録に関する事項は、土地や建物の所有者や所在等の情報についての事項です。区分所有建物とは、構造上区分され、独立して住居等として利用できる部分が数個あるような建物のことです。例えば、区分所有建物の代表的なものとして分譲マンションがありますが、自室等の建物の独立した各部分のことを「専用部分」、エレベーター・廊下・階段等の区分所有者が共同で使用する部分のことを「共用部分」と呼びます。敷地に関する権利についての事項は、これらに関する専門部分の所有権、共用部分や敷地に関する利用権等についての事項です。


(2)取引条件に関する事項

取引条件に関する事項とは、不動産売買における取引条件に関しての事項のことで「代金等の金銭に関する事項」「契約の解除に関する事項」「違約金に関する事項」が含まれます。代金等の金銭に関する事項とは、不動産を実際にいくらで取引するのかなど、授受される金銭についての事項です。契約の解除に関する事項は、契約の解除をする場合、いつまでにいくら払えばよいかなどの取り決めについてに関する事項となります。違約金に関する事項は、違約金が発生する条件と、その際の金額等についての事項です。


(3)その他

その他の事項に関しては、土地や建物が土砂災害警戒区域内にあるときや、耐震診断を受けたものであるとき(1981年5月以前に着工したもののみ)、物件や周辺環境などに心理的に告知すべき事項などがある場合は、その旨やその内容について説明しなければいけません。

2.売買契約の締結

握手

宅地建物取引士による買主への説明が終了したら、いよいよ京都での不動産売買契約の締結です。不動産の売買契約書は「宅地建物取引業法」で記載すべき内容が定められています。この売買契約書に書かれている内容に関しても、そのチェックポイントをおさえ契約内容に齟齬がないか確認しておくことは、京都での不動産売買をスムーズに行うために重要です。不動産の売買契約書には主に以下の内容が記載されています。


契約の当事者

買主と売主の氏名と住所を明確にします。法人の場合は名称(商号)、代表者氏名、事務所の所在地を表示します。


売買される不動産について

取引の対象となる物件と、その範囲を表示します。原則として登記記録に記録された内容をそのまま記載します。


売買の対象面積と代金の決定方法

不動産の土地面積に関しては、登記記録上の面積で代金を決定する方法と、実測面積で決定する方法とがあります。実測面積の場合には、売買契約後に実測して代金を決定することもできます。建物に関しては、登記上の情報をもとに代金を決定する方法が一般的です。


土地の境界

土地の境界は明確にする義務が、売主にあります。境界に関する記録等がなく、曖昧な場合には、近隣の方と契約を交わし書類を作らなければなりません。売りに出す段階で、境界に関しての情報を記載していた方が書いても見つかりやすいため、査定に出す前に作成しておくことをおすすめします。


設備や備品に関して

不動産に付随している門、照明、エアコン、家具などの設備や備品に関して、そのまま引き渡すのか、また、問題なく使用できるか、故障したり傷ついていたりしないかなどについて「設備表」と呼ばれる一覧表を作成します。この他にも多くの内容が記載されているため、その内容に目を通し事前に把握するようにしておきましょう。

京都での不動産の売却をスムーズに進めよう

京都での不動産の売却をスムーズに行うためには、売買契約の流れをきちんとおさえておく必要があります。今回の記事でご紹介した2ステップを意識して、京都での不動産売却をスムーズに進めてみて下さい。ライズ不動産販売は、京都に特化した古民家のスペシャリストであり、どんなに古い不動産でも「不動産に売れないはありません」ので、京都で不動産を売りたいけれど、売ることはできないだろうと諦めている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度無料査定をご利用してみてください。


「ライズ不動産販売 無料査定フォーム」はこちら


京都での不動産の売却を検討している方の中で、少しでも高く不動産を売りたいと考えている方は、京都での不動産売却のタイミングについて以下の記事でも解説しておりますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。


不動産売却のタイミングはいつがいい?京都で高く売るための要素とは